梅雨、紫陽花、カタツムリ。
ヤマアジサイを皮切りに今年も西生寺の紫陽花がようやく色づきはじめました。
(ヤマアジサイ)
境内の紫陽花はすべて紫陽花好きだった先代の園子ママが植えたり挿し木をしたものです。
今年の紫陽花は‶訳あって‶どの花も小ぶりで可憐です。
じつは昨年、咲き終わった紫陽花の花を手を抜いて晩秋まで切らずにいたら栄養がなくなってしまいました。
今年は一輪も花のつかない紫陽花の株のほうが多くておおいに反省しています。
「咲き終わったらすぐに切らないとダメ」という知識はあったのに、
軽い気持ちで「猛暑でかったるい」「蚊に刺されたくない」を優先させてしまいました。
毎年普通に見事に咲いてくれると勝手に思っていました。
紫陽花LOVEの園子ママがいればそんなぞんざいな扱いはしなかったのに…
本当にごめんなさい。
ここで‶懺悔‶のつもりで昨年のと今年のとを比べてみましょう。
(昨年の見事な紫陽花)
(同じ株で今年の寂しすぎる紫陽花)
昨年まで当たり前だった大輪の大きなメロンパンみたいなヤツが早くも懐かしいです。
(ひとつひとつが大きく立派だった昨年度のメロンパン紫陽花)
今年はどれもこれもでん六豆のいかピーみたい。
(見たことないくらい極小サイズのいかピーつぼみ)
本当にごめんなさい。
だけどそんな最悪のコンディションにもかかわらず、
小さくてもつぼみをつけて健気に咲いてくれた今年の紫陽花は愛しさ100倍です。
当たり前だと思っていたのがじつは当たり前ではなかった…
失ってからようやく存在感と愛しさに気づく…
失敗を重ねながら人間はひとつひとつ学んでゆくのですね。
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(タビーの‶失くした首輪‶を高台の永代供養墓「天翔園」の岩山で偶然に発見!)
(予想以上に行動範囲が広い飼い猫の知られざる野外活動の軌跡を知ることとなった)