記録的なドカ雪から境内の樹木を守ってくれた冬囲いも外れ、
昨日ウグイスの初鳴きが聞かれ、待ちに待った‶春本番‶の西生寺です。
宝物堂と受付寺務所のすぐそばにあるソメイヨシノが早くも満開。
冬期閉鎖をしていた寺務所を開ける前に桜が開花して満開だなんて初めてです。
境内の「展望台エリア」は私の好きな〝カタクリの花〝が真っ盛り。
雪割草は目に見えて年々減ってしまい残念ですが、カタクリはまだまだ健在です。
つりがね状の薄紫色の花弁も良いけれど、スモークがかった
〝カモフラ模様の葉っぱ〝がとってもモダンでオシャレだなあと思います。
今の時季、野草見学の弥彦山登山が人気です。「弥彦山」は標高が634メートル
の山なので、子どもからシニアまで気軽に登れる山として新潟県では定番の山です。
(弥彦山山頂のパノラマタワーより弥彦山を撮影。左手には日本海、右手には越後平野の田園が広がる)
(日本海側の景色。地元野積地区のお隣、間瀬地区の漁港が見えます)
弥彦山標高150メートル地点の西生寺境内より、弥彦山登山道『裏参道ルート』
が整備されていて、登山者はそこから山頂めざして登ったり下山したりしています。
毎日のように西生寺境内にも登山者の姿が見られますが、
自宅の敷地内に登山道入り口があるという立地に住んでいる私としては正直、
わざわざよそから来て弥彦山に登る気持ちが分からないというか…近すぎて。。。
天望レストランや弥彦神社からのロープウェイがある山頂には車で行ったことはありますが、
まだ一度も「徒歩登山」はしたことはありません。
標高150メートルのお寺の大自然だけでじゅうぶん満足しています。
(寺務所の裏、毎年同じ場所に1輪だけ咲くムスカリ)
ということで、駐車場の「受付寺務所」がOPENしていよいよ今シーズンも始まりました。
冬の間ずっとお休みしていた「宝物堂」も開き「弘智法印即身仏の拝観」もSTARTです。
(駐車場の3点セット。左より受付寺務所(御朱印・お守り・拝観受付)、宝物堂、桜)
12月の「冬期閉鎖」まで受付寺務所が私の仕事場になります。
毎年毎年この繰り返しですが、数カ月ぶりに狭い寺務所内の
いつもの受付窓口に座ると「今年もがんばるぞー」という気持ちになります。
宝物堂見学や境内の自由参拝はいつでも無料です。
有料の「即身仏拝観」は住職の都合により拝観できない日や時間帯がありますので
どうぞ「即身仏休観カレンダー」でご確認ください。(詳細は電話が確実です)
自然豊かな境内を散策したりあやしすぎる宝物堂を見学したり…
どうぞのんびりとお過ごしください。
今シーズンもみなさまのご参拝を心よりお待ち申し上げております。
(タビーも久しぶりの寺務所出勤。看板ネコとしてがんばりま~す)