一晩で積雪90センチ。その後も断続的に降り続く雪、雪、雪!
1月11日朝に30センチを積み増し、境内の積雪は120センチに達しようとしています。
弥彦山の中腹とはいえ、降雪量が新潟県内では最も少ない「海岸平野部」に位置する西生寺で、
ここまで毎日雪が降り続き、ここまで積もるのはお寺暮らし31年で初めてです。驚き!!!
1月11日まで「記録的なドカ雪」に見舞われた西生寺の様子をお伝えいたします。
【境内編】
車で弥彦山を登ってくるとまず目に入るのがこの結界門ですが、今は積雪でこんな状態に。
結界門手前から「郵便屋さん」方面、「新聞配達さん」方面、
来客用の「庫裡」方面など、各方面の各方向へと道をつけていく。
「客殿」へ向かって一生懸命に道つけをする住職。(腰がヤバそう…)
まっすぐ「客殿」へ向かっているように見えて、実は左折して「庫裡」方面へ。
客殿は屋根の雪の落下が危険なので絶対に近づいてはダメ。
これは「郵便屋さん」方面。雪の道は私の脇腹ほどの高さがある。
駐車場も多少は除雪されているけど「除雪の山」があり境内への通り抜けは無理な状態。
これは駐車場「トイレ」方面。雪原(駐車場)をひたすら掘り進む。
上空に白鳥や雁などの渡り鳥が三角形の編隊を組んで何度も往来する姿が見えた。
【玄関編】
たった一晩でこんなになった左側の「雪の山の正体」は…
私の車でした~。もうたぶん春まで乗ることはないでしょう。
せっかく冬用タイヤに取り替えて‶積雪の冬‶に備えたのに…。
【室内編】
一晩で90cmも雪が降った翌朝(1月9日)、
夜明けを待って2階の部屋の窓のカーテンを開けてみると…
窓の外に見た事もない高さの雪の壁がとつじょ出現!!
「なにこれ~~~~」
びっくりすぎて笑いが止まらなくなった。
飼い猫タビーもわけがわからず、
「あれえ?おかしいなあ?なんでだろう?」
「お外が全然見れないじゃん。どういうこと?」
「ねえ…ちょっと変なんですけど。。。」
救いを求めるような困った顔で飼い主を見つめるタビー。
このように何もかもが雪にすっぽりと覆われてしまった西生寺です。
ストーブをガンガン焚いた「食堂」が「西生寺除雪ステーション」に早変わり。
着替えを用意して(全身運動の雪かきは汗をかく)濡れた服や長靴、手袋、帽子を干して乾かし、
毎日住職と境内の必要不可欠な「方面道」を死守すべく、雪を掘って掘って掘りまくっています。
以上、現場からでした~。
2F「窓際」最新情報(1月11日朝 撮影)