一番早い青の紫陽花が上品に色付きはじめ『西生寺アジサイ2023開花宣言』です。
今年もいつの間に紫陽花が咲くような季節になったのですねー
あっという間に6月、梅雨入りも近いです。
ほんのりと色付いたこの感じが瑞々しくて好きです。
そんな「アジサイ花開花宣言」と時を同じくして、
昨年12月のドカ雪で西生寺訪問を断念したフランスの甥っ子が1年ぶりに姿を現わしました。
(日本に来て西生寺をスルーしたのはこの時が初めてだそう)
自然派ワイン輸入の仕事で新銘柄のワイン数千本を引っさげて4月初旬に来日。
東京その他あっちこっちのお得意さまにワインの受注&配達に駆け回り、
新店開拓や試飲イベントなども頑張りながら、最後の仕事先である仙台へ行く前に西生寺に寄ってくれたのです。
一緒にこの会社を立ち上げた中津川在住の幼なじみ数ちゃんと、
今回はフランスから初来日して日本の旅を満喫中の旧友yoyoちゃんの野郎3人組。
(左から甥っ子の貴翔、yoyoちゃん、数ちゃん。3人揃って同い年、32歳かな)
野郎3人組が西生寺に来山!ときたらもうやる事はひとつしかありません。
「境内美化活動」ですよ。
今回も鬼のタンタンおばさん(←私)が手ぐすねを引いて待っていましたよ。
(というかこの子たちも慣れたもので、中津川より到着した車から境内美化活動の服装で出て来た)
で、今回のミッションはウォーミングアップに軽く「側溝のどぶさらい」から始まり、
小枝&丸太の除去、孟宗竹の落ち葉掃き掃除などなど。
(側溝のお掃除で軽くウォーミングアップ中の野郎3人組。テキパキとムダのない動きはさすが)
中でも今回のメインは、
建立35年以上という経年による黒ずみがずっと気になっていた
水子さまエリアの中央にお祀りされている「童水子子育て地蔵尊さま」をピカピカに磨いてもらうことです。
結果、すごい変わり様に私も住職もびっくりしましたのでご報告いたします。
【Before】
【After】
なんということでしょう…
黒ずみが消えたとたん、お地蔵さまの表情が激変!!晴れやかな安寧の微笑みが戻ってきました~♡
お地蔵さまに寄り添う暗く沈んだような表情だった水子さまたちにも安らかな微笑が♡♡
汚れが取れてお肌もツルツル。とっても気持ちがよさそう♡♡
もっと早くきれいに磨いてあげれば良かったと水子地蔵さまに申し訳なく思いました。
**
ということで、
貴翔と数ちゃんの2人でも怪力なのにyoyoちゃんが加わった今回はさらに怪力度アップ!
オセロの黒が端からパタパタとひっくり返って白になるように、
次から次へと境内が整理整頓されていくのには感動「お見事!」のひと言。
甥っ子たち、西生寺に来るまで毎日寝る間も削ってのハードワークで身も心もかなりお疲れモードだったそう。
だけどこの日は仕事の事は封印、緑濃い静かな境内で自然や仏さま相手に肉体だけを駆使するうちに
不思議と疲れていた心も体も軽くなり、すっきりとリセットされる感覚に包まれたそうです。
仏がおわす聖域で心の洗濯。。。
ちなみにyoyoちゃんは‶自分探しの旅‶で日本に来たそうで、
「もう明日日本を離れてもいいくらいココが気に入った。連れて来てもらって本当に良かった」
と、もしかしたら西生寺滞在で何かしらの自分が見つかったっぽい??
甥っ子の友人というだけで人使いが荒いタンタンにより境内美化活動に強制的に参加させられた
‶濃い~体験‶が初めての日本旅行の思い出深いワンシーンになったようです。
仏さまもすっきりピカピカ、野郎3人組の心もすっきりリフレッシュ、
今回の「境内美化活動」も大成功のうちに終了しました~👏。
(翌日朝食後、水1本だけ持って境内の「弥彦山登山道」から
弥彦山山頂に軽く登って少し早い夏休み気分を満喫した野郎3人組)