梅雨と高温多湿の紫陽花の季節は泰山木の花の季節でもあります。
境内に1本ある泰山木の花が早朝2日おきぐらいに1輪ずつ静かにふっくらと開花して芳醇な香りを漂わせています。
(6月26日早朝に開花したばかりのスタイル抜群な大輪ぼんぼんちゃん12号)
そして紫陽花といえば…
昨年の西生寺の紫陽花は前年に咲き終わった花を切るメンテナンスを怠ったばかりに
いかぴーサイズの小さな花がぽつぽつとしか咲かなくて衝撃と驚きを隠せませんでした。
(昨年のいかぴーサイズの極小つぼみ)
いつもなら青や薄紫など色とりどりの紫陽花が見事に咲き誇るはずが…このありさま。
(紫陽花2021)
小ぶりながらも数輪が健気に咲いてくれたり…
(紫陽花2021)
花芽がほとんどつかない中で奇跡の大輪が1輪だけ咲いたり…
(紫陽花2021)
かえって切なさがつのりました。
毎年、境内の紫陽花をふんだんに花瓶に生けて屋内でも楽しんていたのがウソみたい…
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こんなふうに私のせいで可哀想な状態になっちゃった紫陽花と、
極楽浄土におわす西生寺紫陽花の開祖さまである紫陽花LOVEの園子ママに
「本当に申し訳ございません。もう二度と私情(※)を優先させません」
と懺悔をして心の底から反省。
(※私情…蚊だの暑いだの)
「よし!失敗を成功の糧に…」
‶紫陽花ファースト‶に生まれ変わった私は約束通りに境内中の数えきれない数の紫陽花を
7月いっぱいのうちに終わった花や伸びた枝葉を1本1本丁寧に剪定を終えて
秋、冬、春と可能な限りの愛情を注いで1年間見守ってきました。
(真冬の今年2月。中央のキンセンカの木に身を寄せるようにして冬囲いされてじっと春を待つ紫陽花たち)
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そして迎えたリベンジの今年2022年6月。
おてら猫タビーも「気になるニャーー」と雲流石の上で目を細めて注目。
今年の紫陽花はいかに…!?
♡♡♡
ご覧くださ~い!!梅雨空に映える鮮やかな花をこれでもかと大量に咲かせてくれました~~✨
見事な完全復活!!
(園子ママ見ていますかーー!嫁子はがんばったよーー)
紫陽花たちが私の努力と想いに応えてくれたようで本当にうれしい。
ということで復活を遂げた今年2022年の西生寺境内の紫陽花をもう少し紹介いたしま~す✨
品種・株ごとに次々と開花が続いているので7月中旬ごろまで楽しめそうです。
庭いじりは境内の草取り程度の私ですが、植物好きな人の気持ちがよく分かりました。
いま境内の剪定に入っている庭師さんに紫陽花の剪定の仕方(時期と切る位置)を
しっかり伝授してもらったので今年もがんばるぞーー。
(つぼみがつけば必ず咲く紫陽花と違い、泰山木のつぼみはとっても繊細。
雨風で半数が落下、生き残った蕾だけが成長して開花。そしてわずか3日で散ります)