待ちに待った春が到来です。
日本の春の象徴ソメイヨシノの開花も良いですが、
すっかり雪も消えた西生寺境内はいま、様々な‶春を告げる野草‶が見頃を迎えています。
毎年咲く場所に、今年もたくましくも可憐に咲いてくれた野草との再会に感謝しながら
高台にある永代供養墓「天翔園」の林で人知れず咲き誇る春の野草を紹介したいと思います。
それではどうぞ~~
まずは新潟県の草花に指定されている「雪割草」から。
(日本海から吹き付ける北風に負けじと3輪仲良く揺れていました)
(どんなに落ち葉の層が厚くてもしっかりと穴をあけてたくましく芽を出す雪割草)
(弥彦ブルー。この鮮やかな青の雪割草は弥彦山固有なのだそうです)
(両脇に伸び伸びと広げた葉がなんだか愉快で楽しそう♪)
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そしていま、野草愛好家の間でブームになっているという「コバイモ」。
(とても登って行けそうもない急斜面に数株が咲いていました)
実家の母よりコバイモは漢字で「小貝母」と書くと教わり、
草花にうとい私は‶何かの芋(コバ芋)‶だとばかり思っていました。
(独特な雰囲気があります)
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野仏さまに寄り添うように優しく咲く「延齢草(エンレイソ)」の姿を見つけました。
(黄緑色の葉っぱのドレスを着て踊っているみたい)
(葉っぱも3枚なら花びらも3枚)
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定番の「カタクリ」はまだ早かったようです。
独特なカモフラ柄の双葉を地面に沿わせて広げぐんぐん成長中の様子。
(カタクリは初めて咲いてから10日ほど経った方が葉も花も立派になり見頃になります)
どの野草も厳しい新潟の冬に耐えぬいて
体中で「春が来た♪」と喜びを歌っているように見えますね。
以上、春の西生寺からお届けいたしました~。