放射冷却で冷え込んだ冬の朝、
永代供養墓「天翔園」からの幻想的な光景に思わず息を呑みました。
川霧です。
信濃川の支流「大河津分水」の川面と寺泊の家々や里山を覆い包みながら左から右へ
ぐんぐんと日本海へ向かってかなりのスピードで流れていきます。
大海に注ぎ続けるうねうねとした霧の動きは生き物かドライアイスのよう。
こんなにダイナミックに動く川霧を見たのはお寺に暮らして31年になるけど初めて!
海に到達した霧は海水面で水蒸気となっていました。
新年を迎えるための「山盛りのお寺仕事」がある師走のこの時期、
自然現象がくれた嬉しいサプライズでした。