12月18日夕方から降り続いたドカ雪による被害は交通障害、停電、物流ストップなどなど
新潟県内に多大な混乱をもたらしましたが、去ってなお、多くの爪痕を残しています。
(ドカ雪2日目の12月20日。積み増した積雪は90cmを越えた)
(やっと除雪して道をつけた水子地蔵さまエリア。何もかも雪に埋もれてしまった)
大雪の爪痕は我が西生寺も然り。
落雪や倒木などによる建物の被害はおかげさまでありませんでした。
20日深夜に発生した停電は丸1日で復旧しました。
(我が家はガスが使えたので煮炊きができ、強力なガスストーブで明かりと暖をとりました)
(向かいのオール電化の南泉院さまはマイカーのEV車でご飯を炊いたそうです)
ですが、
気温が高いこの時季特有の‶重たい雪‶の影響で
境内のいたるところで樹木が根本からぼっきりと折れたり大小の枝が折れまくり目も当てられない状態に。
雪害①泰山木の「ぼんぼんちゃん」
太いメインの幹がぼっきりと折れて高さが以前の3分の1になってしまいました。
私がいちばん手塩にかけて可愛がっているぼんぼんちゃんの惨たらしい姿は見るに堪えません。
雪害②弘智堂前「樹齢800年大銀杏」
太い枝がぼっきりと折れて「弘智堂」への石段をふさいでしまいました。
雪害③天翔園「名前も知らない大木」
根本あたりから派手に倒木。
永代供養墓「天翔園」へ登って行く坂道の車道を思い切り塞いでしまっています。
だけど坂道と反対側の「お墓エリア」にまともに倒れていたら…墓石が壊れまくり大惨事でした。
「枯れ松」はこの大雪の前に枯れ枝を伐採しておいたおかげで被害はゼロでした。
雪害④
その他境内の「杉」や「けやき」の大枝などは数えたらきりがありません。。。。
そしてぼんぼんちゃんより一番ショックだったのが、
長年私たちに可憐な春を届けてくれていた客殿と庫裡前にある「梅の老木」です。
庫裡の玄関前にあり、来客をもてなす木でもありました。
健在の頃の梅の木をどうぞ見てやってください。
飼い猫タビー(♀10歳)お気に入りの「木登り遊びの木」でもありました。
サクラよりも一足早くに咲いて、サクラよりも長い間咲き続けてくれました。
そんな素敵な梅の木が…
なんということでしょう…根本からぼっきりの衝撃…
雪害⑤客殿と庫裡前の「梅の木」
住職が庫裡の玄関出入りの妨げにならないように最低限をノコギリで切って今はこの状態です。
ということで
どの樹木も雪が消えて無残な姿があらわになった今のほうがとっても痛々しいです。
積雪のある冬は身動きが取れないのでこのまま無残な爪痕を残したまま春を待ちたいと思います。
境内がぼっきぼきにかなり荒れていますがどうか気にしないでください…。
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ということでみなさん今年も残すところあとわずかになりました。
今年も1年間「おてら通信」を読んでくださり本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださ~~い。