寺泊の秋の風物詩「ツワブキ」の黄色の花が境内で見頃を迎えている西生寺です。
去年の今ごろは御本尊阿弥陀如来さまの
12年に1度の「御開帳」で連日大変な賑わいを見せていた西生寺です。
1年後の今秋…ひっそりと静かに佇む「阿弥陀堂」の今の様子をどうぞ。
自然に朽ち果てるまで建立したまんまになっている、
御開帳のシンボルともいえる「大きな角塔婆」が当時の面影を残すばかりです。
(阿弥陀さまお元気でしょうか?)
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四季のある日本で一番といってもいいくらいちょうど良い今頃の気候。
さわやかで穏やかな気持ちの良い秋晴れの日は心身ともにだっくら(リラックス)します。
冬と梅雨はまったくいらないから
真夏はちょっとでいいから
お願いだからずーーっと続いて欲しい気候です。
暑くも激寒でもないベスト気候の秋は自然と心も緩み無防備になりがち。
(飼い猫タビー秋の寺務所出勤風景①)
(飼い猫タビー秋の寺務所出勤風景②)
飼い猫タビーといえばこのように毎日一緒に「受付寺務所」に出勤して一緒にお仕事をしています。
4年前に雑誌の「働くネコ特集」で紹介されたこともあります。
(飼い猫タビーの勤務風景。寺務所窓口おもてなし担当編)
(いらっさ~い♡)
(勤務風景②。宝物堂前でお出迎え担当編)
そんな働き者のおてらネコ、飼い猫タビー(♀9歳)のもうひとつの任務、
「境内パトロール」
に同行して秋晴れの境内を一緒に散策してみましょう。
シュロとツワブキの共演。
冬のイメージのある椿も咲いています。
こちらは紫式部ですね。
高台にある永代供養墓「天翔園」へ。
さすが9年目のベテランおてらネコ。抜かりなさにプロ意識を感じます。
今日も絶景!穏やかな日本海の先にくっきりと佐渡ヶ島が浮かんでいます。
樹齢800年の大銀杏の黄葉はまだですが、境内のモミジの紅葉がいよいよ始まりました。
おや?
ちょっと猫の姿が見えないと思ったら…
客殿前の石の上でまさかの‶寝落ち‶しているパトロール中の飼い猫タビーを発見。
ここまで無防備でいられるほど「境内は異常なし!」ということですね。
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今年も11月1日(月)~24日(水)まで、
越後一宮「弥彦神社」で全国一の規模を誇る「やひこ菊まつり」が開催されています。
神社そばの人気スポット「弥彦もみじ谷」では夜の紅葉ライトアップもスタートしました。
61回目となる「やひこ菊まつり」は大菊・中菊・小菊の各部門にわたり約4,000鉢の出展があり、
中でも毎年注目を集めるのが約3万本の菊で造園される「大風景花壇」ですが、
今年は「佐渡ヶ島」だそうです。
新潟県秋の行楽地人気ナンバー1の「弥彦神社エリア」から
弥彦山スカイライン経由で車で25分のところに西生寺はあります。
お弥彦さまを詣でたらもうひと足延ばしてまったく密じゃない「穴場」の西生寺へ…
仏さまをお参りしたり…
モミジ狩りを楽しんだり…
自然豊かな境内を散策したり…
展望台から日本海をのんびり眺めたり…
しばしだっくらと過ごされてはいかがでしょう。
(勤務風景③リアル眠りネコ編)