(永代供養墓「天翔園」から望む秋の日本海と地元野積地区)
さわやかな秋晴れの下、お彼岸中日の9月23日(木)に「彼岸会」が開催されました。
(会場の庫裡に飾られている当山の愛染さまをモデルに描いた愛染明王の絵画。越智雄二画伯作)
昔から西生寺の「彼岸会」は、地元の村の檀家さんを中心に少人数で行われてきました。
昔はろくな道もなく交通の便が悪い山の中にあるお寺だったので、
誰もが気軽に参加できるような環境になく
お寺がある地元の檀家さんだけが集まったのが理由ではないかと住職。
(愛染明王さまがお祀りされている客殿でのお彼岸法要の様子)
(9月いっぱいはまだ夏衣です)
(絵画のモデルとなった客殿の主、西生寺の愛染明王さま)
今年の「彼岸会」も参加者は数名でしたが、法要の前と後に広い庫裡で住職を中心に
全員が同じ話題(村の最新情報や健康の話)でだっくらとおしゃべりが出来る、
少人数ならではのアットホームな感じが好きです。
新型コロナウイルスが出現する前は法要の後に
みんなで昼食(お斎)を食べてさらにゆっくりと過ごしたものですが、
今回も‶お斎無し‶でお昼すぎに「彼岸会」は終わりました。
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来月10月3日(日)には、
大勢の檀家さんが参加する弘智法印即身仏さまを偲ぶ法要「弘智講」が控えています。
昨年は、弘智講の日に合わせて「ご本尊阿弥陀如来」さまの
12年に1度の御開帳開白法要だったので「弘智講」としての開催は2年ぶりです。
それにしても今年は
御開帳関連の準備に追われることも
HPサイト作りに悶々することもなく
心身ともになんだかとってもの~~~~んびりとさせてもらっています。
(春秋のお彼岸に必ず作りたてを持って来てくれる村の友人作の美味しすぎるおはぎ)